複葉機 製作
RC飛行機 |
動力:ブラシレスモーター |
主材料:バルサ |
メーカー:自作 |
スパン:752mm (約1/10スケール) |
全備重量:500g |
ラジコン夢工房 久留庵便
作図製作にあたり こちらのサイトをかなり参考にさせていただきました。またセッティング等ご指導もいただいております。 名複葉機の数々!いったい年間
何機作るのでしょうか!? |
以前から温めていた自作用図面を元にニューポール11の製作を始めました。図面そのものも未完成ですので作図と同時進行です。 |
初期段階の図面 |
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実際に作って立体で観てみないと、頭の中だけで空想し図面化するのは限界があります。この機体の場合、上下翼ともに4度の後退角と更に下翼は4度の上半角が付きます。 |
これ自体はさほどの事ではないのですが、下翼と胴体の接合部が複雑です。なぜなら胴体側板と胴体中央では、翼の位置が前後上下へ ズレることになるからです。 |
このような箇所もそうですが、諸所の強度については経験値で決められる箇所もありますが、そうでない箇所は強度計算するわけにもいかず(出来ない)、実物で観たり力を加えたりして判断するしかないので、おのずと作図と製作が同時進行になるわけです。 |
《主翼》
手間の掛かる翼は、意欲満々のうちに作るのが無難、ということで最初に手掛けるのが常です。 |
翼型こそ変えていますが、その雰囲気を出すため無茶なt1mmリブ! 切出しはとても楽です。
前後縁へカーボンを用いて華奢な雰囲気を増すとともに製作を楽にしています。 |
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更に桁をリブより一段下げ、フィルムの撓みを奇麗に見せる小細工をしてみました。 |
いづれも二枚の翼で剛性を出す複葉機だから成し得る構造です。 |
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画像のように桁は切り込みの手間を省き、一本棒へ後から短棒を嵌め込む方式です。製作が楽なうえ瞬着剤の効果も相まって剛性は高くなります。 |
《材料の切出》
棒材はバルサストリッパーがあれば楽々! しかし、長めのものは定規などを添えてやらないと曲りますので、ちょっとコツがいります。 |
正確に切り出したいパーツは、図面をプリントした普通紙を両面テープで貼り、カットします。これもの凄く正確に切り出せるので、パチッと嵌ってプラモデルのように組み立てられます。 |
硬い航空ベニヤのR部は、このデザインナイフでグサグサと削ぎ落としサンディング仕上げ。今回も電動工具を一切使わず手作業ローテクハイエンド? |
《胴体》
側板も上記の方式で切り出しますが、同時に内側へ配置する材料の位置も罫書いて置きます。針で正確に位置決め穴を開けた後、シャーペンでグリグリし印を付けます。 |
機首部片側へ胴枠を接着、もう片方を合わせて正確な箱にする。 |
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定板へフィルムを張りマジックペンでセンターラインを引く、機首部を瞬着点付けで仮止め、後部へ胴枠を入れて合わせる。 寸分の狂いも無く自己満足に浸る。 |
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愛用の定板は、おがくずを固めた?合板です。ホームセンターで数百円ととても安価ですが、平面性高いです。床へ伏せて保管すると湿気の関係で反りますので、立て掛けて保管するのがちょっとしたコツです。(反っても立て掛けて置くと復元します。) |
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心配だった下翼と胴体の接合部は、図面通りで大成功! 隙間を微調整してアライメントを0度に調整。前両サイドへカーボンのダウエル、後センターへM3ボルトで固定します。 |
BT搭載方法はWACO製作でのアイディアを進化?させた引出式。大幅に前後移動できるのでCGも合わせられるでしょう!? |
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プランクを形付けてから接着することで内部BT搭載エリアを確保する。 操縦席部は開放ハッチ。 |
機首前面 |
尾ゾリ台座 |
ファインスケールじゃあるまいし こんなに奇麗に作る意味あるの?と自問しつつ、作図に製作に撮影とサイトUP文句を考えながらの作業でなかなか進みませんが・・・ |
こんなのも準備したりして・・・ |
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アメリカ航空隊マーク。プラモ資料をデジカメでパシッ! |
配布できませんのであしからず |
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